エピソードを分析する 

 ASAO ADLER STUDY(あさおアドラー心理学勉強会)の活動内容の二つ目は、「エピソードを分析する」というワークです。

 アドラー心理学での心理療法などでは伝統的に早期回想といった10歳ころまでの印象的なエピソードをもとに問題の改善を目指すことが多いですが、ASAO ADLER STUDY(あさおアドラー心理学勉強会)では日常生活における問題解決には「エピソード分析」を用い、アドラー心理学で考える協力的な問題解決法を検討していきます。

 アドラー心理学でいう「エピソード」というのはある日あるところで一度だけ起きた当事者と相手のやり取りのことを指し、それをグループで検討し、そこで起きたトラブルや問題、悩みなどの原因を探すのではなく、隠れた目標や目的を探ります。そしてその目的は協力的なものなのか競合的なものなのか、目的に対して取った行動は適切なものだったのか不適切なものだったのかを検討していきます。このエピソードを勉強会参加者それぞれから出し合い、ひたすらにエピソード分析を磨いていこうというワークです。

 これを行う前と行った後では、日常生活に戻って問題に遭遇した時のものの見方がガラリと変わることに驚かれるかもしれません。

 そしてエピソードを分析した後は具体的に行動することが必要になってきます。そして今までと違う結果を起こすためには今まで取ってきた行動とは別の行動を起こさなければなりません。それが「代替案」です。

 自分にとっても、そして相手にとっても成長につながり、かつ協力的で実現可能な代替案をグループでディスカッションし、案を出していきます。その案が上手くいくかどうかをロールプレイしてみたりして検証し、より実践的に使える代替案を検討していきます。

 出た代替案は、勉強会で終わりにせず、日常生活で実際に試してもらい、それで上手くいったか、はたまたあまり具合のよろしくない結果になったかをしっかりと記録し、また次回の勉強会に持ってきて報告、再検討などをすることもできます。

 これらの代替案はアドラー心理学の思想や概念の上に立ったものでないと意味がありませんので、そこの判断やサポートはアドラー心理学専門の心理カウンセラーがサポートしてまいります。

© 2020 ASAO ADLER STUDY

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